私は脊髄反射に書かれる
まるで長尺のギターソロのような、着地点を模索するような、そんな文章が好きなので
今日も今日とて脊髄反射で文を綴るわけであります。

さて、ブルースは確かにあっちからやってくるもんだが、曲を作るのはあくまで人間である。
当たり前よね。
先日のブログではブルースが勝手にやってきて俺という人間を動かして曲の完成まで全過程をやってくれるみたいなことを書いたが、そんなことはあり得るわけねーだろおま。訂正。
ロックンロールは夢物語だが、それを作っているときは半端じゃない退屈な現実の中でしかない。
つまり、ブルースをGetしてもGetした奴が作らなきゃ意味が無い。
ていうか、ブルースってのは生モノだから。
I got the blues!!（やったー！やせいの　ブルースをつかまえたぞ！！）　してから数時間以内に曲にしてあげないと腐っちゃったりするんだよね。
でも数時間で腐っちゃうブルースなんてのは、往々にして自分自身の本当に言いたいことではないわけだから
ブルースが自分の足元に転がってきても、あぁどうせお前も腐るんだろ、という諦念の元に結局曲作りに着手しないことがしばしばありますよね。特に自己主張の無い俺なんかは。
つまりブルースが足元に転がってくる→作る前にすぐ腐るっていうのを何度も繰り返しているとさ、あぁ俺はなんて芯の無い人間なんだろうと自己嫌悪し世界を憎み、AV見てオナニーしちゃうよねって話だよカス。
そもそも自分なんて無いんじゃないかなあ、たぶん虚像なんじゃないかなぁと思う。
何を言ってるかわからない？
これを分り易く文章に書くのは非常に体力がいるので、今度一緒に僕とお酒でも飲みながら語り合いましょう。

しかし俺のように常識の無いクズは、無能という自覚を得て始めてスタートラインに立てるんだよな。
辺りを見渡せば今まで敵視していた大衆の皆々様が人生の先輩であることに気づく。
日曜のジャスコを練り歩く子連れDQN夫婦ですら、なんだかんだ社会通念を何よりも重視している。
ギラギラと身を飾った金持ちのババァですら、引越しのお客様宅のラグビー部のクソガキですら、ほんとイライラとさせられるが冷静に考えるとやっぱなんだかアイツらのほうがよっぽど俺よりまともなんだよなぁ。
俺はただの甘ったれキモヲタ挙動不審大学生。
というわけで俺は自信の無能を自覚し大衆の皆々様に教えを乞おうと頭を垂れて日々過しているわけだ。
が！！なんつーの？２２年も培ってきたこの中２病スピリットはナカナカ改善されないわけで
…って悩んでも改善されないわけで。俺はどういう心持ちで自己啓発を続けていけば良いのか
まるで壊れた方位磁針のように頭をぐるぐるとさせ、気がつけば店の備品を破壊。
まったくなんつー星の下に産まれてきたんだと絶望しつつも、まぁそこにブルースが鳴っているからいいや。と思うわけだ。思わざるを得ないわけだ。
そういう意味でもやはり、自分なんてものは虚像だと。
出来ることなら道化を演じたいと思っている常日頃。
まぁここまで全部読んだ奴も相当頭おかしいと思う。





なりたいモノに、なれるといいね。

ちなみに曲はまだ出来てません！！