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エリッククラプトソ

忘れもしない2006年11月26日。
俺と、今となっては東京最強のドラマーの名をほしいままにしている林、それともうひとりの友人の合わせて3人は札幌ドームにいた。
エリッククラプトンのワールドツアー、札幌公演である。

もう何日も何日も前から楽しみで楽しみで仕方がなかった。
思えば俺がギターを始めたのもクラプトンの「アンプラグド」というライブ盤を聴いてぶっとんだからである。
当時の俺の頭の中にはディランとクラプトンとニールヤングしか存在せず、あとは凡百のゴミ音楽だけだと思っていた笑
それゆえに、クラプトンへの思いは強かったのだ。

そして当日!
高鳴る胸を押さえ、クラプトン様の登場を待つ…

ちゃらちゃっちゃーちゃらーちゃっちゃっちゃらー♪
くそダサいリフが印象的な「Tell the Truth」によってライブは開幕。
スティーブジョーダンとウィリーウィークスによる鉄壁のリズム隊!
って書くとなんかおやじくさいね。まぁ凄かった。
ただ、デレクトラックスのスライドギターがキンキンしてて非常にうざかった。
おめえのギター聴きに来たんじゃねえんだよ!!オイ!!みたいな。
まぁこの少年は数年後、デレクトラックスの偉大さに気付くわけですが…。

で、とにかくご機嫌でグルーヴィーなファンクサウンド。
体も動きだしちゃうもんじゃないですか。
俺とはやしはたまらず席を立ち踊り始めた(オールスタンディングではなく全席指定でした)。
しばらくして…

「見えねえんだよ!オラ!」
と50代くらいのおっさんが後ろから俺の頭をぶっ叩いたのであった。

これにはもう中2真っ盛りの池田少年もブチギレたわけで
おっさんをガン見しつつ…

も、その場の空気に耐えきれず最後尾まで退場。



俺と林の2人は気分の悪いまま、一番後ろで立って体を揺らすのでした。


しかしなぁ、当時この話をするとさ。周りはみんな「おまえが悪い」というんだよ。
まぁそれに対して、俺ははいはいと賛同しつつも
HA!?ロックのライブだぜ!?マジで言ってんのかこのマザファカ野郎!死ね!
と心の中で思ってました。

しかしね、もうそれから3年もたったわけで、ね。
さすがに僕も社会に揉まれて鬱状態に追い詰められたりして、まぁ大人になったわけです。


今日僕は部屋の掃除をしながら久々にエリッククラプトンを聴いていました(にこにこしながら)。

ちぇ~~んじ~ざわ~るど♪

で、
ふと、
そのライブでおっさんにアタマ叩かれたその出来事を思い出して。







はらわたが煮えくりかえったね。
今でもそのおっさんに会ったらぶん殴る勢いで。

いや、まじ、殺してええええ!!!!

まぁ殺したいってのは、そのおっさんではなく(おっさんは山岡奢ってくれれば許す)、
「ロックのライブというフリーダムな場において、全員着席を求めるクソったれの社会通念」だな。
思い出してはマジむかついたわ。
あの場に居たクラプトンをファッション感覚で聴いてる資本主義に洗脳されたちょいわるクソジジイどもの姿、ファッション。
お前らにロックの何がわかんだよ。オイ!










え?



クラプトンはロックじゃない?
え、ポップス?
え?え?そうなの?

ねぇみんな?そうなん?









だとしたら俺が悪いじゃないですか!すいませんすいません!

いやぁ、でもね。
今日クラプトンのギターソロを聴いてておもったけど

やっぱり全然間違いなくロックですよ。クラプトンは。

そして俺は間違いなくまだガキですよ!はははははははははは!!!
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無題

いや、すごく気持ちはわかりますよw
無題

懐かしいねぇ、そんなこともありましたねぇ…(笑
無題

>あかま
でも今日になって、まぁそれぞれが楽しんでればそれでいいんじゃね?という日和見的な考えもでてきた笑

>はやし
あ、その年はローリングストーンズもあったんだよね。ストーンズの時は老若男女みんなみんなが飛び跳ねて凄く良かった。
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