
鹿肉を食ったわけです。
我が家には毎年この時期になると大量の鹿肉が送られてきます。
鹿肉というとなんかさ、とっつきにくいイメージがあるけど…
最高に美味しいんだな、これが。
バター焼きなんかにした日にゃそこらへんのステーキよりウマイと思う。
しかし(鹿だけに)。
俺が今日食ったエゾシカは、天敵であるニホンオオカミが絶滅したことをうけ、
北海道では、100年前に比べると何倍にも増殖しているのである。
昔は絶滅危惧種として保護指定されるくらい少なかったのに、それが今となってはウン十万頭いるわけだ。
そしてシカによる列車事故だの、交通事故だの、農作物被害などが年々増加している。笑い事じゃない。
食物連鎖が崩れるとあっというまにこのありさま。
だから種のバランスを保つためにオオカミをまた北海道に連れてくる、なんて計画が秘密裏に進められてるのだ!まじで。
おいおい、シカよりオオカミのほうが危険だろっ!
「だったら食えばいいじゃない」
と、マリーアントワネットの声。
そうね。こんなに沢山いるんだから、食えばOKじゃねえか!ハハハハハ
沢山いるということは、安くたくさん売れる!!いいビジネスじゃないか!!!
…ところがそうもいかないんだこれが。
話はそれますが、たとえば皆さん、マック行きますよね?
マックでハンバーガー一個何円ですか?100円ですよね?
んでその原価が大体50円らしいです。
原価で50円ってことは、流通費と人権費差し引いたらマイナスじゃねえか!
そう、マイナスなんです。
もし100円マックしか売れなければマクドナルドはつぶれます。
バリューセットとかが売れて、初めて利益が出る。
いやいや、それでも多いとは言えない。
でもその少ない利益を、日本全国3800店舗という巨大なチェーンで莫大な利益に変えてるわけです。
つまり企業のデカさによって、ギリギリまで安く出来る、というアメリカ式商売ですね。
なか卯も、すき屋も、吉野家も、あんだけ安いのは企業規模が大きいからってわけだ。
こういうデタラメな価格。いや、まぁ俺らにはありがたいんですけどね笑
しかし、こういうでたらめな安さがまかり通ることによって、「たくさんあるから安く売れる」という法則は無視される。
つまり、鹿が沢山いるから安く売れる、といっても、
それを実行できる企業規模は小さいところしかあり得ないために、
人件費云々で、結局マックを始めとするファストフードより高くついちゃうわけですね。
だからいくら沢山あるからといって、安く売れるわけではないのです。
それにやっぱり鹿肉ってゲテモノのイメージがあるじゃん?
人間、自分が普段食べないものには手を出さないもんでさぁ。
こんなに美味しいのにね!っていっても君はとても嫌な顔をするんです、はい。
なんとか打開策は無いものか?
巨大企業に鹿肉をメインとした商品を出してもらい、それが売れれば万事解決なんだよね。
たとえば、
100円マックに新商品「鹿バーガー」登場!!みたいな。
…みなさん買います?
俺は物事には多様性が認められてしかるべきだと思うんだよ。
マックの方がおいしいし、安いから、鹿肉なんか知らない、北海道なんか知らない。
って、それでいいのか?
鹿肉バーガーがあったっていいだろう。馬丼(並)があったっていいだろう。
蛇ラーメンがあったっていいだろう。スズメ食ったっていいだろうよ。
そういうの許容できるようにもっとなっていかないもんかな。
生まれたときに食卓に並べられてるものだけが「食べられる美味しいもの」なのか?
ってかこれ何のブログ?
勉強になりましたw
人口が多いのが関係してるのかな?
ちなみにハンバーガーはあんまり利益ないけどもほかの商品は粗利率8割とか9割あるから儲かるんだよね。
ドリンクはコカコーラから無償提供だったはず
すべて環境生物化学で習ったことだ笑
>キイチ氏
そうだね。もうブログのタイトルもそれにしようかね笑
>ハゲ
中国は猿や猫も食うからな。
コカコーラから無償提供っちゅうのはスポンサーみたいなもんなのかな?