・どいつもこいつも簡単にロックンロール！！とか言うけどさ

その、ロックとやらはそう簡単にたどり着ける境地なんかでは無いはずなんだよ。

もう音楽なんかどうでもいいからさ、ロックに対して俺は真摯でありたい。

俺という命一つがロックという人類が生み出した最高最強の美学と相対的に見てどう存在しているのか。

俺は常に悩み続けている。

まぁ結局、俺みたいなクズはどう足掻いても一度生まれ変わらないとロックに辿り着けないってのが一つの答えで。

その回答としてIdiot Windowをやってきたわけなんだけど。

そう簡単にロックが俺お前てめえの下に舞い降りてたまるか。

ロックという美学を知っているお前がそれだけでロックなのかよ？、と。

…


でもさ、やっぱりロックって意外と簡単に舞い降りちゃったりするのかもしれない。

それなら、なんとも非常に美しくて腹立たしくて馬鹿馬鹿しい。

やるせない。


そんなことを、思った。






・背筋を真っ直ぐにしてアコギを弾きたい気分になったので、

マイケルヘッジスの曲(かんたんなやつ）を弾いている。




寒い、札幌。気がつけば窓の外は雪景色。

・昨日はフラワーカンパニーズのライブを見にコロニーまで行ってきた。
やっぱワンマンライブっていうことで、周りはフラカンのファンばっかり。
だからなんかみんなやる曲やる曲で合唱したりしてんのね。

俺はその雰囲気にど～も馴染めなくて、一人で壁の方で静かに見てた。

そもそも俺はベストアルバムしか聞いたこと無かったし、
だから新曲ばっかりな前半はイマイチピンと来なくて、
ああなんかチケット損したかなあって思ったんだけど。

ライブ中盤の「この胸の中だけ」～「深夜高速」～「東京タワー」の流れでぐっときた。
ていうか泣いた。まじで。
男のくせに泣くなよまじで。

ライブで泣いたのはこれが２回目。

いやしかしなんなんだありゃ、反則だろ、と思ったね。
どうしてあんなにスッと心の奥底に突き刺さるような言葉を扱えるんだろうか。
ダブオさんが「ロックは泣けるんだよ！」って言ってたけど、本当にそうだなぁと思った。

ロックは泣けるんだよな。
人の生き様ってのはなんかもうそれだけで泣けるんだ。

ていうか







それまで合唱もoioiもせず黙ってたキモヲタが突然グズグズ泣き始めて隣の女の子はさぞかしドン引きしただろうなぁ。



うわ何こいつ泣いてるんだけどマジきもっ！！って

…


でもまぁ、俺のロック（生き様）はそんなもんだ。

・バイトして飯食って寝るの繰り返し。
社会という枠組みの中では俺は全く自分を表現出来ないのでストレスがたまる。

毎日毎日劣等感に苛まれ、ほんと味気ない日々だけれども、まぁ音楽をやる上ではこういう日々も悪くない。

現在俺は２３日に向け、自己表現エナジーを溜めに溜めている。
この前のリハではバンドが最高潮に高まりつつあるのを感じた。
というか、Idiot windowというバンドの息遣いを確かに感じることが出来た。

２３日の試合、じゃなかったライブは俺たちがやってきた音楽の集大成みたいなものを見せられると思う。
いやほんと、マジで。

というわけで告知です！



11月23日(火祝)高円寺ShowBoat

開場17:30/開演18:00　　
前売2000円/当日2300円（各＋1drink)
コトリブラックバード、Theシーチキンズ、Idiot Window、the THAMIA、NUEST


Idiot windowは４番目に出ます。
俺が今世界で一番見たいバンド、コトリブラックバードは５番手です！

お待ちしております。

・昨日の札幌は初雪という言葉が持つノスタルジックさを根底から覆すようなブリザードでしたね。
あれに雷でも加われば最高にテンションが上がるところだったんだけど残念でした。
俺はその頃寝てたんだけどね。

・思ったんだけど、面白い音楽やる人って面白い人が多いよね。
向井秀徳がドラム叩いてるのを見て爆笑しながらそんなことを思う。

音楽なんて芸術とかそういう高尚なもんじゃなくて、
面白いおっさんの面白い与太話みたいなもんなんじゃないか。

まぁ少なくとも俺にとってはそうだ。
典型的なインドアヲタクの俺が世界を知る唯一の手段はツタヤで面白い音楽を探すことだった。
見知らぬ人と（未だに）満足なコミュニケーションが全く取れない俺は、
CDを通してハードロッカーやパンクス、プログレのおっさん達から世界を学んだのだ。

…しかし今にして思えば、その世界は若干偏っていたように思う。
それはどうも、どうにも現実の世界とはあまりにもかけ離れていた。
やがて俺は「面白えだけじゃ飯は食えねえんだよ！！」とキレて全てのCDを破壊してしまった。
壊し損ねたCDは車に積んでいたんだが、後ろから時速６０ｋｍのBMWに激突され大破。

というわけで俺は今、一枚のCDも所有していない。

手元に残ったのはBest kid projectの解散DVDだけである。
いや～これね、まじで爆笑モノの一本。
この一本だけで俺はもう十分だ。
ていうか、直接会ったことも無いおっさん達の音楽より、
一緒にラーメン食って、話して、AV買いに行って、
屋上で野球拳みたいなのやって小西のお母さんに怒られて（笑）
みたいな経験を共有した友達の作る作品のほうが遥かにいいよ。
当たり前だろ？

というわけで本人たちを除けばこの解散DVDをこの世界で誰よりも楽しめるのは
バンドつながりではもっとも仲の良かった俺たちIdiot windowなわけだｗｗｗ
HAHAHAHAザマーミロー！！！ｗｗｗｗｗｗプギャーｗｗｗｗｗm9（＾Д＾）ｗｗｗｗｗｗｗ

…なんて思ってないよマジで！

でも万人が見るように作られているので、誰でも楽しめる内容だと思います。
そんなせっかくの素晴らしいDVDなので、興味のある方はベスプロHPにアクセスしてメールして下さい。


44.xmbs.jp/bestkidproject/

あっ こ､このリンクは親切じゃなくてたまたま貼っちゃっただけなんだから変な勘違いしないでよね！//

…

・HTT（放課後ティータイム）はもうセカンドアルバムをリリースするのに俺達ときたら…